最近、面白い記事を読みました。
すごく簡単に説明してしまうと(詳しくは読んでね)
ADHDを持つ子供は高い報酬の時だけ
報酬系の脳の部分が活性化する。
低い報酬の時には報酬系の脳の部分は
活性化が見られなかった。
薬による治療を受けたら
ADHDでない子供と同じように
低い報酬の時にも
脳の報酬系の部分が活性化したよ。
ということなのです。
つまりちょっと褒めたくらいじゃ
褒められたうちに入らないらしい
ということです。
これはADHDでないけど発達障害の娘には
非常に納得のいく話しで
勉強で覚えた!という
地味〜〜な達成感では
喜びも快感も感じないとか
それまで楽しんでた遊びや趣味も
だんだん慣れてきて快感が落ち着いてくると
興味も関心も薄くなって
「つまらない」というカテゴリに入ってしまうこと
→途端に辛くなって「やらされてる感」が強くなる
とか
あるあるエピソードなのです。
以前、娘でやった実験で
九九を夏休みに覚えさせました。
最初の2週間は
九九を覚えたら
生活のこういうところで役に立つんだよ♪と
しっかり事前に説明して取り組ませました。
結果:
九九を覚えても
「覚えた、できた」という快感はゼロ。
「役に立つんだよ」という報酬は感じにくい。
→結果、やる気も全く起きない(爆)
九九の段をひとつ覚えたら500円という
目に見える報酬、
お金が貯まったら欲しかった○○が買える!
と判りやすい報酬・快感を提示すると
→1週間で覚える(笑)
という結果になりました。
残念なことにというか
当然というか、報酬を手にした後は
覚え続けている必要は娘には無いわけで
速攻で忘れましたが(爆)
この快感が強くないと反応しないという部分は
愛情の受け取りにも影響している気がします。
普通に愛情を示してるつもりでも
発達系娘にとっては物足りないようで
(快感が足りない?)
すっごくラブラブ〜な感じで接して
やっと満足するようなところがあります。
が、このラブラブ仲良し親子〜
10代前半になっても親のハグとお膝が必要〜♪とか
毎回「すごいでしょ、褒めて!讃えて!」という
無言有言の圧力を受けながら一緒にいるのは
親的には意外と負担が大きくて(笑)
こういう子だと解っていても
母親はノイローゼになりそうな気分です。
理解していなければ
甘えるな!とか、いい加減にして〜!とか
叱ってしまって、
二次障害や愛着障害を起こしたりするんだろうな〜
という気がします。
そうそう、すっかり忘れかけていましたが
こういう強い快感しか感じられない
発達系の子供や大人が
ゲームをやめられないとか
ギャンブルをやめられないというのは
当たり前な気がします。
そういう脳だし(爆)
ゲームとか飽きさせないように
イベントや珍しい報酬など
盛りだくさんですしね〜
(まんまとゲームの罠にはまる主婦の私)
さて、そんなADHD&発達障害に一筋の光。
服薬による改善ですが
個人的には試してみる価値があると思います。
特に勉強などに落ち着いて取り組めるように、
あるレベルにまでは達するように求める親御さんや
衝動的な行動を抑えるのに有効だと思います。
実際にそうやって一般就労に付いている
発達の方も多数いらっしゃいますしね♪
娘の場合は不安と恐怖心の方が強いため
薬による治療はそちらが重点的になっています。
微妙なバランスでいい感じなので
「勉強とかが落ち着いて」の方は保留です。
じゃあ勉強はどうしているかというと
読み書きはゲームや攻略本・漫画などで
計算は実際の買い物やNumbersで作ったお小遣い帳、
カードゲームのダメージカウンターの計算で
ちょっとづつ覚えています(笑)
くり上がりはカップ麺の3分間の計算で
なんとなく解ってきたようで(爆)
こんなんで大丈夫か?と思ったりしてましたが
最近、娘が本をそこそこ普通に
読めることが判明しました(爆)
「いつの間にか読めるようになってた」そうです。
買い物も普通にできるしな。
な〜んだ、ノープロブレムじゃんwww
0コメント