眠くなる頃にじんましんと重いギアチェンジ

記事の内容

・眠くなる前にじんましんが出る

・発達障害の脳の特性”現在いる活動レベルに引っかかって動けない”

・寝る前のじんましんについて鍼灸師の解説

・”重いギアチェンジ”と”じんましん”の関係(仮説)


こんにちは


5月に入って

娘のじんましんが再発しました。


眠くなる前にじんましんが出現して

手足の内側、皮膚の柔らかいところが

ぷく〜と腫れて、散々痒がって

90分くらいすると収束します。


特に疲れているとひどいのです。


なんでだろ〜と疑問に思ってましたが

最近、ヒントになる記事を読みました。

なぜADHDの人は寝つきが悪いのか―夜疲れていても眠れない概日リズム睡眠障害になるわけ

■身体はものすごく疲れているのに、夜眠れない ■頭が冴えてしまって深夜に絶好調 ■ついつい夜更かしして朝起きるのが辛い ■いつの間にか昼夜逆転の夜型生活をしている このような睡眠の問題を抱えるADHD(注意欠如多動症/注意欠陥多動性障害)の人は多いと言われています。 別の記事で取り上げたとおり、ADHDだったとされる画家ピカソは、「生涯を通じて宵っ張りの朝寝坊」でした。 夜眠れず、朝起きれない、という睡眠相のずれは、努力不足や自己管理能力の欠如と思われがちですが、現代の医学では、「概日リズム睡眠障害」というれっきとした病気として知られています。 そして、子ども・若者の「概日リズム睡眠障害」を多く診てきた、「子どもの睡眠と発達医療センター」の三池輝久先生は、その背後にADHD者が多い、と述べていることを以前に紹介しました。 どうして、ADHDの人は、「概日リズム睡眠障害」になりやすいのでしょうか。なぜ、疲れていても夜寝つけなかったり、ついつい夜更かししたりしてしまうのでしょうか。どのような治療によって、その苦しい状態から抜け出すことができるでしょうか。 スルーできない脳―自閉は情報の便秘ですをはじめ、数冊の本を参考に、ADHDの睡眠異常の原因や、間違ったアドバイスの害についてまとめてみました。 これはどんな本? 今回紹介する本はおもに以下の3冊です。 スルーできない脳―自閉は情報の便秘ですは、ADHDと自閉症スペクトラムの当事者である、ニキ・リンコさんが、発達障害者のさまざまな脳の特徴を独特の語り口で解説する本です。この本にADHDの人が睡眠障害を抱えやすい理由が書かれています。 不登校外来ー眠育から不登校病態を理解するは、三池輝久先生による概日リズム睡眠障害の専門書です。ADHDのことは特に触れられていませんが、概日リズム睡眠障害が一般に言われているような「早寝早起き」で治るようなものではないことが解説されています。 8時間睡眠のウソ。 日本人の眠り、8つの新常識は、三島和夫先生による、概日リズム睡眠障害をはじめとした睡眠問題の解説書です。今まで誤って信じられた睡眠の都市伝説が一刀両断されています。 ADHDの人が疲れていても眠れないわけ ADHDの人が睡眠リズムの問題を抱えやすい点については、 知って良かった、アダルトADHD (VOICE新書

いつも空が見えるから

ここで発達障害(特にADHD)の脳を

こう表現しています。


ー以下引用ー

"トーマス・ブラウンはADHDの人が、「現在いる活動レベルに引っかかって、そこから動けなく」なるとしています。 これは簡単に言えば、ギアチェンジがスムーズにいかない、ということで、〈起きる〉から〈眠る〉へ、また〈眠る〉から〈起きる〉へと移行するのが、なかなか簡単ではない、ということを示唆しています。 ギアをチェンジしようとしても、何かゴミが詰まっているのか、錆びついているのかして、やたらと動かしにくい金属製のレバーを想像していただけるとわかりやすいでしょうか。モードの切り替えがやたらと重いのです。"  

ー引用終わりー


"現在いる活動レベルに

引っかかって

そこから動けない"


まさしく娘の脳の状態です。

ちなみに私の脳の状態でもあります(爆)


仕事が終わって家に帰っても
家事ができない


とか


部活が終わって家に帰っても
なかなか宿題に取りかかれない


とか


宿題があると解っていても
テレビやゲームから離れられない

離れても宿題にいつまでたっても
取りかかれない


という発達あるあるも

このやたらと重いギアチェンジの
弊害なのではないかと思います。


どこで引っかかるかは

個人差も大きいと思います。



さてこの重いギアチェンジが

じんましんと

どう関係があるかという件です。



先々週、

娘をいつもの鍼灸院に連れていって

じんましんの相談をしました。


鍼灸師の方が言いました。


東洋医学では人が眠くなる前に
陰陽の陰の気が体に入ってきます。


その入り口になるのが手足の内側
皮膚の柔らかいところで
そこから体の中央に陰の気が入っていって
人を睡眠に誘います。


しかし気の流れがうまくいっていないと
関節などを通れずに、陰の気が滞って
入ったあたり(手足の内側)で動き回って
じんましんという現象になっている。


ざっくり説明するとこんな感じでした。


これを聞いて思いました。


発達障害は

脳のギアチェンジも上手くいかないが

もしかしたら

体のギアチェンジも

上手くいかないのでは?と。


だとすると眠くなる前という切り替え時に

じんましんが出現するのも納得です。


体も眠くなる前に

交感神経から副交感神経に切り替わります。

これを東洋医学では

陽から陰に入れ替わると表現しているなら

陰の気が入れない=副交感神経に切り替われない

という状態です。


つまりここでも

ギアが引っかかっているのです(爆)


注:これは個人的な仮説です


うは〜〜(爆)


いやはや、いろいろと不便な障害ですね。


という訳で発達障害のご家族の方は

この切り替えにくさを念頭に置いて

支援していくとイイと思います。


子供がなかなか宿題に取りかかれない

 →あ〜、今ギアが引っかかってるんだな

と頭に入れておくとイライラせずに

どうやったらこの引っ掛かりに

潤滑油を差せるか(比喩です)とか

どうやったら極力引っかからずに

スムーズに動かしやすくできるか等

対応を考えられると思います。


私の場合は「直接刺激を与える」が

意外と有効です。

コーヒーとか、ちょこっとおやつとか

音楽をかける、瞑想するなど

五感に刺激を与える

(または全部、瞑想で遮断する)のが

スムーズにいきます。


この辺は個人差があるので

色々試行錯誤してみるとイイと思います。


ではでは、今日はこの辺で。

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冬桜

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発達障害と不安障害を抱える娘と
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Why Not?〜さぁやってみよう!〜

Why not〜しない理由は無いじゃんという意味です。 やりたくなるような事、試してみたくなるような事を発信するブログにしたいと思っています。 とか言って思いつくままに書いてるだけのブログかもしれませんが。